これまでは複数の営業所が各々の社員情報を紙で管理。
検索が困難だった状況から、人材活用につなげるデータベースの整理を進めた。

WILLER EXPRESS株式会社

WILLER EXPRESS株式会社

業界:運送業
事業概要:高速バス「WILLER EXPRESS」の統括管理・運行

日本全国をつなぐ高速バス、海外をつなぐ空港バスを毎日22路線292便(※)運行する WILLER EXPRESS。
年間約309万人(※)が利用する国内大規模の都市間ネットワークを構築しています。
社内の人材活用を進めるためHRMOS CORE導入を決めた代表取締役・平山幸司様に、導入の決め手や、導入によって生まれた変化について話を伺いました。
(※)数字はいずれも2018年12月末時点

目的

  • 社員情報の検索性を高め、人材の適切な配置、キャリアパスを考えるためのデータを揃えたい
  • 課題

    • 全国にある8つの営業所がそれぞれエクセルや紙で社員情報を管理していた
    • 社員の基本情報、健康状況も各拠点の所長に問い合わせなければわからない状況だった
  • 導入の決め手

    • カスタマイズのしやすさ
    • デザインの見やすさ、操作性のよさ
    • ビズリーチ社の今後のサービス展開への期待、拡張性
  • 効果

    • 社員の基本情報が一元化され、人材活用に生かすデータが可視化された
    • 社員同士のコミュニケーションの増加

全国8拠点それぞれで社員情報を紙で管理。
社員データを人材配置に活用できていなかった。

―HRMOS CORE導入を決めた背景は何でしたか

社員情報は、全国の8つの営業所でそれぞれエクセルや紙で管理しており、社内統一の“データベース”がありませんでした。どんな経歴の方がどの部署でどういう業務についているのかが不透明だったので、社内の人材活用も進みません。2018年8月の会社合併のタイミングを機に、社員データの一元管理を進めようと検討を始め、19年4月からの導入を決めました

―人材データベースがないことで、具体的にどんな課題が生じていたのでしょう?

前職の経験を生かした人材配置をしたくても、その情報は各営業所の所長しか把握できていませんでした。さらに、職務経歴書は紙で保管されていたため、そこから個人情報を取り出すだけで時間がかかってしまいます。
例えば、前職で教習所の教官をされていらっしゃった方は、指導経験が豊富なのでマネジメントに適している可能性があります。前職が警察官だった方も一定数いますが、彼らは道路交通法などの法律に詳しいので、事故対応の際に高い能力を発揮します。
そういったスキルや経験があるのに、所長が見出さなければ、力を発揮できる環境がないままになってしまう。人材活用は、事業成長に欠かせないと以前からずっと考えており、ようやく合併のタイミングでツール導入へと動き出すことができました。

―数ある人材管理ツールの中でも、HRMOS COREを選んだ理由とは?

一つは機能性です。2018年1月からHRMOS採用を活用しており、デザインが見やすく操作しやすい点 はCOREにも共通していると感じました。
必要な項目をカスタマイズしやすいところも、導入の大きな決め手でした。当社は乗務員をかかえる事業特性から、社員の健康管理が重要な経営課題に直結しています。健康状況も一元管理できるようカスタマイズすることで、安心・安全なサービス提供につなげたい。そのために、簡単に新規項目を設定でき、当社に合ったデータベースを構築できるHRMOS COREはとても魅力的でした。
また、今後、人材活用に関するさまざまなシステム開発を進めていくビズリーチさんだからこそ、サービスの拡張性に期待しています。人材活用をテクノロジーで変えていく、というフィロソフィーに共感していたので、機能面や将来性を総合的に判断し、一番コストパフォーマンスが高いだろうと考えました。

社員の見える化がスムーズなコミュニケーションにつながっている。

―導入を進めている今、どんな効果を感じていますか?

2019年夏に向けて、評価制度や等級制度など、人事制度全体の切り替えを進めているので、パーソナルデータの充実はそこからになります。ただ、社員からは「他拠点の方に連絡をとる際、相手の顔が分かるようになって話しやすくなった」という声があがっています。相手の基本情報をHRMOS COREですぐに検索できるので、「いつもメールや電話のやりとりをしていたのはこの方だったんだ!」と親近感を持ちやすくなりましたね。

―HRMOS COREによって、どんな人材活用を進めていきたいですか?

新たなプロジェクトやチーム編成を考える際の人材発掘を進めたいですね。従来の紙管理にはなかっ た高い検索性を活用して、「こういう経歴の人はいないか」「社内評価を見てみよう」などいろんなパターンで人材を選出していきたいです。一人ひとりが持つ能力を引き出し、適材適所を考えられる ようになれば、個人にとっても会社にとってもいいことばかりです。
理想は、「こういう経歴の方は、乗務員として成果を出しやすい」など、前職、経験・スキルとパ フォーマンスの高さの間に相関関係を見出すこと。そこまでデータ分析を進められれば、人材配置は もちろん、採用の段階から当社に適した人材をとることができるでしょう。

また、組織内のポジションをHRMOS COREで可視化させることで、ロールモデルづくり、個人のキャリアプラン形成に役立てたいです。これまでは、所長以下の階層がフラットで、係長、チームリーダーがいるにもかかわらず、それが誰なのか、どんな役割を任されているのかが見えにくい状態が続いていました。
人事制度を整え、まずは所長、係長、チームリーダーなどのポジションをHRMOS CORE上で明確に見せていきたい。それによって、「自分も来年はチームリーダーになれるように頑張ろう」など、キャリアパスの具体的なイメージを持てるようになると考えています。

事業を支える“社員の健康状況の把握”も、一元管理によって進められる。

―社員の健康状態把握などWILLER EXPRESSさんならではのカスタマイズも進めています。どう活用していきたいですか?

経営陣やマネジメント層が社員の健康状況を常に把握できるようにしておくことは、当事業にとって非常に重要です。
しかしこれまで、健康診断結果などを正確に把握できていたのは、各営業所の保健 担当者と所長、そして本社に勤務する保健師だけでした。保健師に問い合わせなければわからないため、確認の際にタイムロスが生じていましたし、情報の機密性・正確性の担保にも課題がありました。
HRMOS COREを使えば、健康診断結果や服薬状況などのデータを社員情報に紐づけることができ、経 営陣・マネジメント層・担当者のみ紐づけた情報を閲覧できるように設定できます。機密性を守りつつ乗務員に少しでも変化を感じたら「彼の体調は大丈夫かな」と確認ができ、事故の予防、安全性の確保につながる。当社にとって大切なデータベースになると思っています。
また、保健師にとっても、作業時間の大幅な削減につながるでしょう。従来パワーがかかっていた、病院によって異なる診断結果フォーマットの整理、社員との面談内容のエクセル入力などが、一元管理によって削減されます。社員の健康改善をどう進めるか、考えることに時間を使えるようになるでしょう。

―HRMOS COREをどんな企業、人事・採用担当者におすすめしたいですか?

当社のように営業拠点が全国に複数あり、情報管理が煩雑になっている企業は、導入する意義があるのではないでしょうか。また、人事異動や事業部間の連携、人材活用が活発な組織にもおすすめだと思います。

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